年間スケジュール

ヨーロピアン・モード
2021月年2月18日~4月22日

ヨーロッパのドレスは、それぞれの時代でスカートの形や丈、袖の大きさなどに流行が見られます。これらの流行は、女性の好みやデザイナーの創造力のみによるものではなく、政治的、経済的、社会的な要因が密接に関係しています。本展では、宮廷が流行を生み出した18世紀のロココ時代から、産業の発達や社会の成熟とともに変化する19世紀を経て、若者や大衆が流行の担い手となった20世紀末まで、ヨーロッパを発信源とする約250年の女性モードの変遷を、その社会背景とともに紹介します。
また特集「19世紀末からの服装改革」では、19世紀末から1930年頃までの女性の装いに起きた変化をみていきます。この頃、移動手段の発達、健康増進のためのスポーツの推奨、女性解放運動の提唱などにより、旅行やスポーツなど屋外での活動やレジャーを楽しむ機会が増え、ドレスにも活動的な要素や機能性が取り入れられるようになりました。変化する社会とともに活動的になりはじめた女性のドレスやスポーツ服などを展示します。





Dreams - to be continued - 髙田賢三回顧展
2021年5月21日~6月21日

「〝夢〟に向かって。〝夢〟持ち続けること。それって僕の永遠のテーマかな?」かつて未来のクリエイターにそんなメッセージをくれた髙田賢三氏。パリで作品を発表した1970年春のデビューから50周年を迎えた2020年10月に、ファッションデザイナー髙田賢三氏が新型コロナウイルスによる合併症でこの世を去りました。 回顧展では、文化服装学院の卒業生である髙田賢三氏の、学園に保管されている多くの服飾作品や出版局での取材記事、写真などで1970年代から80年代のパリモードを牽引した氏の足跡を辿ります。





公益社団法人京都染織文化協会創立80周年記念           再現 女性の服装1500年 -京都の染織技術の粋-
2021年7月15日~9月28日

平安遷都以降、貴族や武家、そして裕福な町人の華やかで贅沢な衣生活を支えたのが、都の工人たちでした。応仁の乱で京が一時灰燼に帰すことがあっても、工人たちはこうした苦難を乗り越え、新たな染織技術を次々に生み出して、現代に至っています。しかしその間、京都の染織が一時期低迷することもありました。昭和6年(1931年)、京都の染織業の振興を図るために行われたのが京都染織祭でした。本展覧会では、当時の京都の染織技術を結集して復元された、古墳時代から江戸時代後期に至る女性の衣服を展示して日本の女性の服装の1500年をたどるとともに、当館所蔵の江戸時代後期から昭和時代初期の優品を通して京都の染織技術の真髄を感じていただきたいと思います。





民族衣装 -異文化へのまなざしと探求、受容-
2021年11月1日~2022年2月7日

世界では、それぞれの地域で多様な民族衣装が着られています。それは現代では誰もが知る感覚ですが、情報が少なく世界が隔てられていた時代には、自分たちと異なる民族がどのような生活をし、どのような衣服を着ているのかは容易に知ることはできず、それを知ることは人々の好奇心を満たし、また重要な情報のひとつとなりました。展示では、民族衣装が描かれた書物や、民族衣装の研究、フィールドワークなどに焦点を当て、ヨーロッパや日本において、アジアやアフリカの民族衣装がどのようにとらえられてきたのかを探ります。またデザインやカッティングなどに民族衣装の影響を受けたヨーロッパのドレスを、元となった民族衣装とともに紹介します。





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